沖縄にはパワースポットと呼ばれる場所がいくつも存在します。
でも、たくさんあるが故にこんな疑問も耳にします・・
結局、どこのパワースポットに行けばいいの?
実は、沖縄にあるパワースポットにはそれぞれ享受してくれるご利益が違います。
そこで、今回は沖縄にあるパワースポットを100ヶ所以上巡った僕がその中でも特に【子宝にご利益がある】と言われているパワースポットを紹介します。
これを読めば沖縄のパワースポットを知らない方でも、子宝にご利益がある場所だけを厳選して知ることができます。
【泡瀬ビジュル】~子宝祈願の王道~
県内外から多くの人が訪れる子宝ご利益パワースポットの王道
泡瀬ビジュルには、古くから地元の人や遠方から訪れる人々が子宝を願って訪れており、子宝にまつわる信仰や伝説が深く根付いています。
特に、子供が授からない夫婦が泡瀬ビジュルに参拝し、祈りを捧げることで子を授かったという体験談がいくつも伝わっており、その評判がさらに信仰を強め今では県内だけではなく県外からも子宝を願う人が参拝に訪れる事も数多くあります。
このような背景から、泡瀬ビジュルは沖縄の子宝にまつわるパワースポットとして多くの人々に親しまれています。
また、子宝の他にも安産祈願など子宝にまつわるご利益を求めて訪れる方も多い神社です。
街中にある神社なので訪れやすいんですが、普段は利用者がそこまで多くなく境内は静かで訪問した際はゆっくりと過ごす事ができます。
バスもある事はあるんですが、便数が少なく不便なので訪れる際は車の方が便利かも!少ないですが駐車スペースも2~3台は停められます。
【泡瀬ビジュル地図】
【シルミチュー】~琉球神話の創造神~
開闢神を感じる磐座(いわくら)
沖縄本島中部、浜比嘉島にあるここ「シルミチュー」は琉球開闢の祖神アマミチューとシルミチューが住んだとされる場所です。
現在でも毎年、旧暦1月1日の年頭拝みではノロ(祝女)が中心となり五穀豊穣・無病息災・子孫繁栄の祈願が行われており、地元の方に神聖な場所として大切にされています。
また、洞窟内には鍾乳石の陰石があり【子宝にご利益がある】霊石として崇拝されています。
※陰石とは、男女の陰部に似た形の石の事で、女性の陰部の形状をしたモノを「陰石」、男性の陰部に似たモノを陽石という。
子宝祈願のパワースポットとして広まったのはどちらかといえば新しい方ですが
「シルミチューを訪れた後に子宝に恵まれた」という話が広まり知る人ぞ知る人気のパワースポットになっています。
神聖な空気感が凄い。
そもそも、浜比嘉島自体がパワースポットとなのでゲニウス・ロキを感じる。
ただし、ここに行くならバスとかだと厳しいので車は必須です。
その際は、途中で道幅の狭い住宅街を通るので運転には注意してね!
【シルミチュー地図】
【安里のティラ】〜知る人ぞ知る子宝拝所〜
地元の人に今でも大切にされる拝所
本島中部・中城にある安里のティラは四つの霊石(ビジュル)を権現(仏が仮に姿をかえて現れる事)として祀っている拝所です。
このビジュルが子孫繁栄に霊験あらたかだとして、今でも地元の方が信仰をよせ大切にされています。
定期的に地元の方が草刈りをして景観を保ってくれています。
もちろん、現在でも子宝・安産祈願でココを訪れる方が見られます。
ほぼ地元の人にしか知られていない穴場的な拝所。
パワースポットは結構歩いたり、階段だったりと健脚な人向けな場所が多い中、ここは駐車スペースの目の前が拝所になっていて徒歩30秒。
歩くのが苦手な方にはもってこいです!
【安里のティラ地図】
【潮御願(すーうがん】~風光明媚な拝所~
風光明媚な拝所
沖縄本島中部 うるま市にある屋慶名海峡を見守る様に佇む御願所が潮御願(すーうがん)です。
ここはべーべーくー(水字貝)がご神体として祭られていて、女性器を象徴していると言われています。
これは僕の家に「魔除け」として置かれている水字貝。
民間信仰で水字貝は特に火事避けのご利益があると信じられているよ。
ここは旧暦9月のヌー御願では、ヌー饅頭という男性器を象徴にした細長い餅を捧げて子孫繁栄を願ったと言われています。
また、拝所のある崖の上が展望台になっていて藪地島と沖縄本島の間 屋慶名海峡や浜比嘉島や海中道路といった風光明媚な景色を楽しむ事ができます。
隠れたパワースポットのひとつ。
周辺には藪地島や浜比嘉島といった聖地が点在しており、景色もきれいで僕の大好きな場所のひとつ。ほとんど人もいないので静かでゆっくりと過ごす事ができます。
ひとりで考え事をしたい時とかはここでゆっくりしたりしてます。
【潮御願(すーうがん)場所】
【瀬長島の子宝岩】〜エンタメ性抜群〜
体験型子宝ご利益スポット
瀬長島の子宝岩。
那覇空港から車で約10分ほどの場所にある瀬長島は、周囲約1.8Kmの小さな島なんですが、リゾートホテルやウミカジテラスといった観光地として賑わっています。
そんな瀬長島の南東側の海にそびえ立つのがこの子宝岩です。
岩には上下に穴が二つ空いていて
昔から男の子が欲しければ上の穴に。
女の子が欲しければ下の穴に石を投げ入れて願掛けをする習わしがあったそうです。
元々は海に立っていた子宝岩ですが、沢山の方が石を投げてご利益に授かろうとした結果、今では砂浜と岩が陸続きになるほど石が溜まっています。
ただ残念な事に、オリジナルの子宝岩は沖縄戦の時に消失してしまったそうで、現在ある子宝岩は復元になります。
しかし、多くの人が同じ想いを持って訪れる事で、その場所にエネルギーが溜まりパワースポット化するという事があるので、瀬長島の子宝岩も復元とはいえその可能性は大いにあります。
那覇空港から近く、場所も分かりやすいので比較的訪れやすいです。
また、瀬長島自体が観光地にもなっているので、子宝祈願をしながら観光を楽しむ事もできます。
那覇空港からの直行のバス(瀬長島ホテル着)もあるので、車がなくても訪れやすい!
【瀬長島地図】
【子宝ご利益】パワースポットまとめ
今回紹介した子宝にご利益があるパワースポットは、実際に子宝祈願に訪れる方がいる拝所かつ、僕が実際に足を運んで良かった場所を紹介しています。
沖縄のパワースポットと呼ばれる場所は、神社やお寺以外にも岩や石、巨木だったりと自然が豊かな場所もパワースポットと呼ばれたりします。
それは、沖縄の人々が昔から土地や石、木や水には神様(精霊)が宿る、もしくは降りてくるというアニミズム的信仰が今でも残っているからなのです。
パワースポットを訪れる際は、手を合わせて自己紹介をしてから願掛けをしてみてください。
願掛けを済ませたら、感覚を研ぎ澄ませてその場所のパワーを感じてみてください。その時に「あ、ここ何か良い」と思ったら、自分の第六感を信じてみましょう。
きっと、その場所はあなたに合っている場所って事なんだと思います。
その逆もしかりですが、パワースポットといえど必ず合う・合わないというのがあります。僕も色んなパワースポットに足を運んでいて思うのですが、「ここにいると落ち着くなぁ」とか、「時間を忘れていつの間にか何時間も滞在しちゃった」という経験が何度もありました。
一方で、「落ち着かないなぁ」とか「その場所に中々たどり着けない」、「せっかく着いたと思ったら、何かしらあって帰らないといけなくなってあまり滞在できなかった」等々。
その場合、僕には合わない場所だったんだなって思う事にしています。
せっかくなので、みなさんも一度足を運んで試してみてはいかがでしょうか?
沖縄でおまちしています。
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